海や川を汚さず,汚れた海をきれいにし,魚介類が安全に成育する環境を作り出す研究室,それが水族環境学研究室です。
水域環境の水質・底質・微生物生態・物質循環を解明し,水族(水生生物)に好適な環境の保全・管理・修復に取り組んでいます。
人間の生活と天然の水域生態系との調和を常に考えています。
水質学、水圏微生物学、生物海洋学、魚病学、微生物生態学などを基礎学問領域として、魚介類の養殖場、沿岸域・干潟、湖沼・河川などの天然水域を研究対象としています。
水域における物質循環過程の解明・環境保全・環境修復・病原性微生物の動態解析などが主な研究活動になります。
最近の研究テーマとしては
・「海面養殖上水域の環境評価と水質改善」
・「海産魚の種苗生産水槽のバイオコントロール」
・「干潟の生態学的諸機能の解明」
・「天然水域における病原性微生物の生態」
・「クロマグロ養殖とサンゴの共存・共栄を目指して」
などです。詳しくはこちらです。